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子供が30分で自転車に乗れるようになる練習方法!補助輪の活用が鍵!

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今回のお話は、うちの長男が4歳の時に実際に自転車の乗り方をマスターした時の練習方法です。その時は本当に30分ほどの練習で、補助輪なしで自転車に乗れるようになりました。

その経験をこうやって文章にすることで、お子様が自転車に乗れるようになるための参考になればと思います。

自転車に乗れるようになるためには、自転車を好きなることから!

子供 自転車

「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、自転車に上手に乗れるようになるためには、自転車を好きになることが大切だと思います。うちの長男も自転車に乗ることは大好きでした。

初めて自転車に乗ったのは幼稚園の年少さんの時です。その時長男は三輪車に乗ることがとても下手でした。ですので補助輪付きとはいえ、三輪車よりはるかにスピードが出る自転車にハマったんだと思います。

それからは、ほぼ毎日自転車に乗って遊んでいました。最初は大人が歩くスピードと同じくらいでしたので、僕も散歩がてら付いていくような気分で付き合っていましたね。そうしているうちに自然とペダルを回すための筋肉が鍛えられました。

補助輪なしで自転車に乗るためには、ある程度のスピードで自転車をこぐだけの力が必要です。長男はこの頃の遊びのおかげで、ペダルを回すための筋力が鍛えられたと思います。

補助輪を利用して真っ直ぐ走る練習!

補助輪なしで自転車に乗れるようになるためには、

・ある程度のスピードが出せること

・真っ直ぐ走ること

と、この2つが出来ることが特に必要だと思います。

走ってる自転車が転ばない理由は、車輪の回転による「ジャイロ効果」のお陰だと言われています。ジャイロ効果は回転速度が速いほど強くなりますので、自転車のスピードが速ければそれだけ倒れにくくなります。

もちろん自転車を運転する場合は、スピードが速いと危険が伴いますので、安定するからといってもスピードの出しすぎには注意したいですね。

補助輪なしで自転車に乗るのに必要なジャイロ効果を得るためには、大体時速8km前後のスピードが出せると良いと思います。ですので、大人が小走りで付いて行く位のスピードが出せるようになるのが、補助輪を外して自転車に乗るための目安だ思います。

そのくらいのスピードを出すと、自転車は倒れず勝手に走ってくれますので、自然と真っ直ぐ走ることも出来るようになってきます。

自転車を真っ直ぐ走らせるために僕が長男によくやらせたのが、両方の補助輪を地面に付かないように走る練習です。補助輪は車輪の直径よりやや短いため、自転車を垂直に立てると両方の補助輪が地面から離れます。

子供 自転車

ですので、両方の補助輪が地面から浮いた状態で走ることが出来れば、自転車を垂直に立てて走らせられてる事になります。補助輪は地面に付くとガラガラ音がなりますので、その音が出ないように走ることを練習しました。さらにその距離を徐々に伸ばす練習を繰り返すことで、真っ直ぐ走ることを体に覚え込ませたんですね。

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いよいよ補助輪を外して乗る練習!

補助輪が地面に接しないように真っ直ぐ走ることが、ある程度の距離(50~100m)出来るようになれば、もうほとんど補助輪なしの乗り方をマスターしたのと同じです。うちの長男がわずか30分ほどの練習で補助輪を外すことが出来たのも、この補助輪を地面から離す練習のお陰だと思っています。

しかし真っ直ぐ走るだけでは、まだ完全に自転車の乗り方をマスターしたことにはなりません。補助輪なしで自転車に乗れるようになるためには、さらに

・カーブを曲がること

・止まった状態から発進すること

と、この2つのことが出来るようになる必要があります。

補助輪を付けてる時と外している時では、カーブの曲がり方に決定的な違いがあるんですね。補助輪を付けている自転車は、前輪を舵のように車体を立てたまま使いカーブを曲がります。かたや補助輪なしの自転車の場合、曲がる方向に車体を傾けて曲がるんですね。

この違いは体で覚えるしかありません。長男も補助輪を外して乗った最初のカーブで、車体を立てたまま曲がってしまいバランスを崩してしまいました。ですので補助輪を外した場合、自転車を傾けてカーブを曲がる練習が必要なんですね。

長男の場合は、カーブの手前で減速して地面に片足を付きながら曲がる練習を行いました。例えば右に曲がる場合は右足を支えにして、自転車が転ばないように曲がれるスピードや角度を、体に覚え込ませる練習を行いました。

実際はペダルを漕ぎながらカーブを曲がった方が安定しますので、足を使った練習を数回繰り返したら、あとは漕ぎならカーブを曲がる練習に切りまえました。すでに真っ直ぐ走ることが出来ていましたので、カーブの練習は5分ほどでマスターしてしまいましたよ。

そして最後に止まった状態からの発進の練習なんですが、実はこれが一番難しいんですね。先程も書いたように、自転車はスピードが上がるほど安定しますので、発進直後が最もバランスを崩しやすくなります。

発進の練習を行う上で一番大切なのは、踏み出しのペダルの角度になります。補助輪なしの自転車で発進する時は、片足が地面、片足がペダルの状態でスタートすると思うのですが、この時のペダルの位置は、この画像のように時計の1時~2時の間が理想です。

子供 自転車

この位置に足を置くことで、最初の踏み出しで自転車に効率よく勢いをつけることが出来ます。最初は漕ぎ出しでフラフラすると思いますが、それまでの練習によって、体が転ばないように勝手にバランスを取ってくれるはずですので、あとはストップ・アンド・ゴーの練習を繰り返すだけですね。

自転車の練習に適した場所は?

自転車の練習をする場所でよく聞くのが、公園の芝生の上で行うというものです。僕の個人的な意見としては、自転車の練習に芝生の上はあまり適していないと思います。その理由は、芝生の上ではスピードを出して自転車をこぐことが難しいからなんですね。

転んだ時に怪我をしないようにと思う気持はよく分かるのですが、芝生の上を自転車で走るのは、摩擦抵抗が強いため相当な力が必要になります。大人でもママチャリで芝生の上を走るのは、結構大変だと感じると思うのですが、補助輪を付けて走る年頃の子供には尚更ですよね。

ですので、僕が補助輪を外す練習に一番適してると思う場所は、一番スピードが出しやすくてグリップの効くアスファルトの上になります。転んだ時の怪我を心配される場合は、ヘルメット以外に膝や肘にもプロテクターを付け、手袋をはめるとより安全だと思います。

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最後に

長男は自転車に乗り始めてから補助輪を外すまで、約半年ほどの期間がありました。補助輪を外すタイミングは親御さんの悩むところだとは思いますが、うちの場合は長男本人の希望があったのと、足が地面に届くようになったのを見計らって補助輪を外しました。

しかし補助輪を外して乗れるようになっても、最初の頃はよく転んだりもしてました。時速10km程度のスピードが出せるようになるまでは、どうしてもフラフラしてしまいますからね。

ですので、補助輪を取った後安全に自転車に乗れるようになるには、補助輪付きの状態でたくさん自転車に乗ることが大切だと思います。よく赤ちゃんはハイハイの時期が長いと、歩くのが上手になるなんて言いますが、自転車にも同じことが言えるような気がしますね。

うちの場合はたまたま幼稚園の年中さんの時に補助輪を外しましたが、もう少し大きくなってからの方が、より上達するのは早いと思います。補助輪なしで自転車に乗れるようになることは、子供にとっては達成感を感じるとともに、活動範囲が広がり世界観が変わります。

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今回の僕と息子の体験談が、自転車の練習を行ってる親御さんにとってお役に立つことが出来れば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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